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新・性生活
第23章 桜と孝之の性行為、壊れる舞子
絨毯を歩くスピードが遅い。私と桜さんは二人で元旦那の後ろを歩き私は桜さんに歩調を合わせながら、やめようか?って提案するけど、大丈夫です。またその一言で会話が終わる。心を決めてきているのがわかるけどその口数の少なさで動揺してしまう。

「ホントにいいんだよね」

部屋のドアに手をかけて元旦那は桜さんに確認してる。自然と桜さんを見てしまった。

「たかゆきさん。大丈夫。まいこさんも大丈夫ですか?」

しっかりとした態度で私に気遣ってくれたことで私の動揺は落ち着いた。頷いて三人で目を見合って握手をして中に入った。

部屋に入り桜さんがシャワーを浴びてる間に元旦那が声をかけてくれたことが嬉しかった。

「まいこを愛してる気持ちは変わらないよ。」

頷いてうつむいていると肩を叩かれ、気楽に見てよ。って言われてるように感じた。

元旦那に「はい。」ってバスローブ渡す桜さんのバスローブ姿に目を背けてしまう。私の脳は新婚前の記憶を引っ張り出してきて過去の記憶を引き出してくる。

「さくらさん、ごめんなさい。こんなこと良くなかったよね。」

そういうとさくらさんはいつもように気遣ってしゃべってくれる。まいこさんは悪くないです。その言葉にすでに目が熱くなってると元旦那が出てきた。

バスローブ姿の二人がそろう。ぎこちない雰囲気の中で剥がされていくバスローブ、ベッドの中で元旦那の主導で進む途中、桜さんは震えた表情で、たかゆきさん。というと照明を落として薄暗い部屋にカーテンから漏れてる太陽の光と黄色の暖色が部屋を満たす。その中の暗い場所で私は置物のように気配を消して座っている。

余裕な態度ができるはずもなく生唾を飲み込んで昨夜の翼とのセックスを思い出して私自身の精神が乱れないように調整を図る。

スタイルのいい桜さんの胸は私より大きくて、減り張りのある体つきは元旦那の好みだと思う。私は少し小ぶりの痩せ体型だから物足りなかったんだね?そう思ってしまう。胸が大きくてヒップがつり上がってる桜さんのスタイルが好みなんだね。

さくら大丈夫だよ。さくら、さくら。

元旦那の声が耳に届く度に昨夜の翼の声、まいこ。って脳に残ってる声が上書きされていく。

嫌だ止めてよ。怖い怖いよ。聞きたくない!!

翼の連呼が元旦那の声にすりかわっていく。まいこ、まいこ、まいこ。さくら、さくら、さくら。
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