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新・性生活
第23章 桜と孝之の性行為、壊れる舞子
聞きなれた元旦那の声も私に残ってる元旦那の声も、まいこ。って呼んでいた声が、さくら。にすり変わっていく。

まいこ、まいこ・・・・・さくら、さくら、さくら。

止めてよ。私の中まで入って来ないでよ。聞きたくない。私の思い出まですり替えないで!!

脳の中から引き出してくる昔の記憶は幸せだった頃の記憶ばかり。

いいよ。たかゆきの行きたいとこにいこう。

朝はパンじゃなくてご飯がいいな。たかゆきが好きなら毎日、白いご飯にするね。

出てくる記憶は愛し合ってる私とたかゆきの記憶。でも目の前の性行為の相手は私ではなく桜さん。

止めてよ。近づいてこないで!!こっちにこないで!!過去の思い出まで壊さないで!!

二人で愛しあっていた頃の写真、娘が産まれた時の二人で泣きながら撮った写真、離婚が決まってても娘と三人で頑張った運動会の写真、私の顔だけがくすんで変わっていく・・・記憶の中の写真が私だけがすり変わっていく。

さくらぁ、さくらぁ、・・・いい。

もう無理!!聞きたくない!!私の思い出まで壊さないで!!



壊れていくよ。

頭の中で響いた。



抵抗するの?認めるの?

今度は心の中に響いた。



許すの?許さないの?

自分に問いかけた。


肌と肌がぶつかって長く伸びる効果音と男が女の名前を呼ぶ低い甘える声、女性の男にしか聞かせない高い喘ぎ声。

二人の余裕のない声が消えて効果音が消えると聞こえてくる唇と唇が触れあう愛してるってサインを送る粘着性の高い音と聞きたくない二人の愛に溺れてる声。

もう私には耳から聞こえてくる音と水の中で目を開いた時のぼやけた視界だけ。音と黒と肌色と白しかわからない。もう一人の自分が私を支えてくれる。壊れた私と冷めた私が二人で私の肉体と心と脳のバランスを保ってる。

もういいや。

膝を抱えて視界を遮った。

もういいよ。もういい・・・
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