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新・性生活
第26章 舞子と翼、遠くに連れて行って。
翼の残り湯。今日で最後。もう来ることはない風景を脳に記憶させる。シャンプーやボディソープ。

終わるとなると日頃、気にもしてなかったことが気になってしまう。カビもついてる。掃除してあげたい。ボディソープが切れかけてる。私のと同じもの使わせたい。でももう終わり・・・。

ラブホテルで髪を結んでタオル一枚で出てきたら、キレイです。って誉めてくれたよね。

初めてした時は苦しそうにしてた。でもどんどん上手になってた。二回目で孝幸(元旦那)より上手だったよ。

公園で初めてしたキス、あの時、震えてたよね。少し薄い記憶になりつつあるキスだよね。最後にもう一回してほしい。

タオルを巻いて髪をアップにして出て行くと、まいこさん、って言うから、キレイでしょ?って聞くとうん、キレイ。って答えてくれてうれしい。目の前に正座で座って誘う。

「つばさ、初めてした時のキス覚えてる?」

うん。っていうから、その時のキスしてよ。っておねだりすると少し違う。違うよ。って言うと演劇部っぽく思い出して私をたたせた。

震える唇。ゆったり近づいて捕まれた肩からも震えを感じる。なかなかつかないから私からしたくなるのを我慢。やっと届くけど、浅くて遠くてカサカサしててすぐ飛んでいきそうな初々しいキス。震えてる手を握ると震えが止まって私から離れたんだよね。

この時、翼は泣いたよね。
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