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新・性生活
第4章 弁護士とランチタイム。初めてのメッセージ
弁護士さんと昼から小さいビールで乾杯。

「もう再婚はされないですか?」

「もう55歳よ。今さらもういいわ。燕の一人ぐらいは欲しいけどね」そう言って笑っている。

キャリアウーマンのめちゃくちゃカッコいいできる女って感じの人だけど性格は陽気。何度か飲みに行ったけど陽気で面白い人なのでプライベートでもたまに遊んでいる。

「まいこさんは?子供もう一人ぐらい旦那さんと作らないの?」

「今の旦那とは作るつもりはないです」

「もしかして別れるつもり?」

間をおいてしまった。

「素干しね。またなんでそんな?」



「そうかぁ。五月女さんの遺言に書いてあったね。その頃から気づいていたのかな。でも離婚は面倒だから相談して。女性の離婚は得意分野だから」

そう言って私の面倒をいつもみてくれている。

「ごめんね。もう行かないと。今度、ゆっくりのみながら話をしましょう。次の人待ってるから先にいくね。」

そう言ってと伝票を抜いてレジに向かおうとした。

「私が払います」

「いいからお父さんから預かってるからじゃあね」

ちょっとハプコについて聞いてみようと思っていたのに聞けずに行ってしまった。ランチプレートの残りの一口を食べ終わると本日のドルチェとコーヒーを定員さんが運んできてくれた。頼んでなかったよな。って思っていると。

「お連れ様がご注文してくださいました」

わたしがデザート好きなの知ってて頼んでくれたんだ。そう思って携帯を取り出しハプコを開いた。
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