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新・性生活
第10章 舞子と旦那・・娘は?
朝。娘が降りてこない。入るね。って部屋に入るとまだ布団の中にいた。

今日は休みたい。って目を真っ赤させていて人前に出れるような顔ではなかった。

学校には連絡しておく。と伝え、ご飯ができたから降りてきて、というと一緒に降りてきてくれた。

旦那も待っていた。

「パパ。おはよう」

「おはよう・・」

「今日は学校、休むのか?」

頷く娘をまっすぐ見ていた。

旦那も、休む。と言っていたが、こんなことで休まないでほしい。と伝えてあった。

昨日までは普通に過ごしていた三人が一晩で変わった。別れる。って決まったらなぜか三人が寄り添おうとしている気がする。

15年間の中で取り戻せる機会はあったはず、父親との約束は守れなかった。私も一緒にゴルフでもしてたら変わってたかも、家族で私だけが浮いてたのかな。

平日に二人で昼食。

「ねぇママもゴルフ始めようかな?」

「うん・・」

「室内ゴルフって知ってるでしょ。この間、友達に誘われて行ってきたの」

またボロボロと娘が泣き出した。

そんなに泣かないで・・私も泣きたくなる。娘の前では泣かないって決めてるの。

「そんなに泣かないで、元気出して、明日はずる休みダメだよ」

頷く娘を見て思った。何を言ってるのだろうか?どうすることも出来ずに私たちの都合に振り回されたのは娘の方だ。

楽しい時間を過ごせてたのに悲しい思いをさせることになってしまった。それは私たち大人が悪い、だだ泣いてるだけ、怒りもしない、わがままも言わない、娘の心の中はどうなってるのかな?

「ピンポン。」

だれだろう?出たくないない。居留守しようかな。

「誰かきたよ・・出なくていいの?」

悪い予感がする。お願い。止めてよ。今は無理なの・・・・・・会いたくない。
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