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第19章 亜希子と航瑠パート2「亜希子と航瑠の続き」

亜希子は激しく唇を求める。歯と舌を激しく回転させて、垂れる液体と吸われる液体、亜希子は狂ったように唇を求めていた。


急に離れた唇、どこにいったの？離れないで・・もっと近くにいてほしい、もっと感じさせて、あれ？ボタンが外されている、ゆっくりと脱がされてる？

恥ずかしい・・見られてるかな・・えっ？なんで？

亜希子は優しく剥ぎ取られたシャツで後ろに回された両手が縛られた。


耳元で吐息が鳴った。ゾクゾクッと鳥肌がたつ。

「可愛いね」

初めて聞く声。柔らかい感じでやっとしゃべってくれたことが嬉しくて心が溶けていく。


また口を覆ってくれると縛られた腕の指と指を絡ませてくれる。柔らかい指先からお互いの汗がじんわりと伝わり長い長いキスが始まる。お互いの歯をなめ合い、下の歯を舐めると上の歯茎を舐める、交差する度に舌がすれあうとゆっくりと垂れる液体と吸われる液体、全部を吸いたいけど吸いきれない。

また唇が離れると、またどこ？待って離れないで。って感覚になって。なにか言ってよ。って思っていると指が亜希子のスカートにかかったと同時に柔らかい唇が亜希子の右肩に落ちて、またあの快感に襲われる。

右、左、感覚が教えてくれる方に向くけど唇には届かない。亜希子が求める甘い唇は少しお預けされまた焦らされる。

また満たされない亜希子の欲望がまた溜まっていく。

柔らかい指が敏感になっている亜希子の体を優しく風圧で逆撫でして鳥肌をたたせる。時より子宮を押すよう触ってくる。

突かれたような快感・・震えちゃうッ、もう濡れてるかもッ苦痛に思えるような声で抵抗する。

さっきの優しいキスや激しいキスがしたい。肌じゃないところで繋がりたいけど縛られた手は自由が効かない。

抱きしめたいッ唇が繋がりたいッもうダメ。私もう限界なの！我慢できないッ。

「可愛いね」

微笑んで飛ばすこの人の声が冷めているように聞こえる。