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体育倉庫のハイエナ
第39章 39
 そこで、マモルが両手を奈津子の乳首に伸ばして、おもむろにくすぐる。

 すると奈津子は、

「あっ、あっあっ…あん、あぁん…あっ、あっいやぁんっ…」

 と細やかに悶えていたけど、そこでレンヤがその腰を、渾身の力を込めて奈津子の尻に叩き付けた。

 途端、バシィィィンン!!――という、拳銃を発砲したような音が響いた。
 
 続いて、乳首をくすぐられて悶えていた奈津子の、細やかな喘ぎ声が、なおも乳首はくすぐられているにも係わらず、途端に止んだ。

 そして、一瞬の沈黙が生まれた。

 その直後、体育倉庫の壁を震わせるような、奈津子の絶叫が轟いた。

「ぬおおぉぉおおおぉぉおぉおおッッ!!!――」 

 その絶叫とともに、奈津子は天井どころか、後ろに立つレンヤの顔すら覗き込めそうなほど、背中を仰け反らした。

 然る後には、凄まじい反応を見せた奈津子を笑う、四人の楽しそうな笑い声が体育倉庫を満たした。

 尤も四人が笑い声を上げた時にも、奈津子はまだまだ喘ぎ足りないように絶叫を続けていて、その絶叫の終わり際に、呻くように呟いた。

「――おおおおおおッッ……レンヤ先輩のチ×ポ、スゴすぎるぅぅぅ――」

 そんな呻き声が、四人の笑い声を煽った。


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