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猫彼女。
第2章 cat.2
「……て……」
「…ん…?」
「きて…敦士…… 」
頬を合わすようにこちらに顔を寄せて。
えりさは俺の望み通りの言葉をくれた。
全てを許すと言わんばかりの、甘い声で。
その声も、汗ばむ真っ白な肌も
花の匂いがする、長い髪の毛も
貪欲に絡み付くその場所も。
全部が愛おしくて堪らない。
「ひ…あっ、あっ、んあぁっ……」
俺の動きに合わすように
えりさの腰も動いていた。
されるがままじゃなくて、
自分から導いてくれてる。
もっとして、もっと欲しい。って
ただ俺のことだけ求めてくれてる。
かわいい、えりさ。
かわいい。かわいい。かわいい。
もうそれだけしか考えられず、
無我夢中で腰を打ち付け続けた。
「っ、やば…、もう…、っ、えりさ…!」
「──!あああ……っ!」
やがて俺は全てをえりさに包まれたまま。
えりさは俺を一番深くで受け入れたまま。
二人で同時に絶頂を迎えたのだった。