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猫彼女。
第5章 cat.5
頭の上の猫耳が頬に当たる。
くすぐったいような。むず痒いような。
でもそんなもん、どうでもいい。
突き上げる度にふわふわと揺れる胸も
しっとりと汗ばむ紅潮した肌も
乱れた髪も、甘い香りも
えりさの全てが俺を煽ってくるから。
「えりさ……おいで」
「んっ…あ?……」
座位はいったん終わり。
今度は……
「ああ……っ!」
繋がったまま体の向きを変え、
えりさの体を仰向けに押し倒す。
そして彼女の膝裏に腕を通すと
自分の体重をかけながら覆い被さり、
繋がりを深くしていった。
「──ひっ!あっ、……やあぁんっ!」
今一度奥まで貫かれたえりさは
体全体で悦びを表していた。
貫く度に中は形を変え、俺自身を包み込んでくれる。
それに逆らって動くのが、たまらなく気持ちよくて。
感覚をより鮮明に感じたくて目を閉じた。
暗闇で聞こえるのは卑猥な水の音。
そして…媚薬より煽られる甘い声。
「敦士…っ、だいすき……っ!」