この作品は18歳未満閲覧禁止です
- 小
- 中
- 大
- テキストサイズ
猫彼女。
第1章 cat.1
「…えりさ」
刃物を持っていないことを確認した後、
そっと近づいて、後ろから抱き締めた。
両手は、彼女の柔らかな二つの膨らみへ。
形のよさを確かめるように、ゆっくりと揉んでみる。
突起があるだろう位置を探り出し、布の上から親指と人差し指の腹で優しく摘まむ。
えりさの体がぴくりと跳ねた。…当たりだ。
「やっ……、だめだってば……っんん!」
尚もご飯が…、と抗議するその口。
ごめん。飯なんかより、今の俺はこの気持ちを鎮める方が大事。
そのまま首筋に唇を寄せ、軽く啄む。
服を着ても隠せない場所に痕を残すと厄介なので(一回それで別れる寸前までキレられた)吸い付くことはしない。
代わりに舌全体を這わせ、耳の裏まで舐め上げた。
「あっ……ん!」
「…えりさ、可愛い」
感じてるくせに。それを隠すように
きつく握った拳を口元に当て、声を殺すえりさ。
俺は思ったまんまの言葉を口にしつつ、ニットと、その下に着込まれていたキャミソールを一緒に捲り上げた。
「やだ…っ」
細い体に不釣り合いなでかい胸が飛び出す。
ああ、早くじかに触りたい。
でも、ブラに包まれてる今の状態も、結構やらしくて好きなんだよな。
それに
男では俺しか見られないんだって、実感できるんだ。