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メンズミーティング
第11章 hey my friend. 1. 17:45pm
あー。麗が選んだ服なんかビリっビリに破り捨てて、未結を丸裸にしてやりたい。
舐めて吸い付いて…なんなら噛みついて。
ありとあらゆるところに俺の痕跡刻み付けたい。
全部俺のもんだって。
「んん……っ」
未結が抵抗できない──つーか、ハナから抵抗する気なんかないってこともわかってる。
「…挿入れさせて。時間ねーし」
「あ…」
下着が取り払われ足が開かされるのを、未結はじっと見下ろしてる。両手で口押さえて。
怯えてる。─でも歓んでる。瞳の奥が早く早くって欲しがって訴えてる。それもわかってる。
「…すげー濡れてる。俺触ってねーよ?」
「…やだ…っ」
でも絶対自分からは求めてこない。
未結は『俺が』求めてくるから受け入れる。
それが未結にとっての大義名分。それもわかってる。
──淋しいけどね。
「──…!」
繋がった瞬間が一番好きだ。未結が俺だけのものになった瞬間だから。
一気に入り込むのは『未結』に『俺』を感じさせたいから。
そして『俺』が『未結』に包まれたいから。ゴムが死ぬほど邪魔だけどな。
「!ひ…っ、あ…っ」
「ッ、…ほら、ココだ」
本能のまま突けば、辿り着くのは未結の最奥。未結の好きなところ。…あーほら、一気にキツくなった。やべーんだよコレ。一気に持ってかれる。快感に飲まれそーんなる。
しかしさ、ここも性感帯なんて不思議だよな。内臓だろ?
突く度に押し返してくる弾力を感じながら、肉の襞を行き来する。…やべー、気持ちよすぎて意識飛びそう。
それに加え、鳴きながらしがみついてくる未結が、可愛くて仕方ない。…いじめたくなる。
「なー未結、おまえココ好きだろ?言ってみ」
「…き…っ、好き…っ、すき…っ」
「うーわっ…やらしー。玄関でヤんの好きなんて」
「!ちが…っ!」
意地悪言ってやれば泣きそうな顔。でも俺を包む潤みも締め付けも更に増す。逆らって、それこそ華奢な腰が壊れんじゃねーかってくらい突いて、時々緩くして、翻弄してやる。
「やあぁ…っ」
もちろんそれは俺が気持ちいいから。
でもそれ以上に未結が悦ぶから。
俺が未結に溺れて、壊れていくのを。
「──未結、俺のこと好き?」
「好・・・〰〰も、言わなっ…」
「やっぱり?…じゃ、俺が言うわ」
──未結、きいて、未結。
「愛してるよ」
おまえを一番わかってんの、俺だから。