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第11章 悲しい性
◇◇◇

父親がやって来た日から、絢音はいつまた来るかと警戒し、ドアの外で物音がしただけでビクッとするようになった。

辰との約束も有耶無耶になってしまったが、絢音はそんな事を思う余裕がなくなっていた。


ヤスは暫く滞在する事になり、近くの温泉宿に泊まる事になった。
辰が動くのは主に色街が活気づく夜になるが、ヤスも同じ早川組の仲間だ。
遊んでばかりはいられず、辰を手伝った。

2人は夜よりも、昼間の方がのんびりとしていられるが、なにかあれば昼夜関係なく直ぐに対応する。
宿屋や温泉宿を1軒1軒回るのは毎日やる事だ。
月に1回はショバ代を徴収するが、その代わり、喧嘩や揉め事を仲裁し、物分りの悪い客には力技で灸を据える。

またよろず屋のような事も度々やっていた。






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