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第3章 見て見ぬふり*レイプ紛い18禁
女は驚いたが、辰は手早く着物の裾を捲りあげ、色白で肉付きのいい尻が露出した。

「へへっ、帰る前にもう一発だ」

辰はニヤついて言うと、女を壁に向けて手をつかせ、立ったまま後ろから陰茎を突き入れた。

「ああんっ!」

女は冷めかけた体を再び貫かれ、背中を反らして壁を引っ掻いた。

「やれる時にやらなきゃ損だからな」

辰は女の腰を両手で掴み、荒々しく陰茎を突き込んだ。
ジュブジュブと卑猥な音が響き、女の白い足がガクガク震えている。
よく見ると、内股に白濁した液が垂れていたが、絢音にはそれが辰の出した精液だとはわからなかった。
女の尻に太い腰がぶつかって乾いた音が響く。
絢音は荒々しい交わりを茫然と見ていたが、辰は腰を前に突き出して止まった。

「はあ~堪らねぇ」

女の腰をしっかりと持って腰を繰り返し打ちつけると、女は尻を突き出して脈打つ陰茎を受け入れる。
辰はここぞとばかりに思う存分出し切り、陰茎をズルッと引き抜いた。

「あ、あぁっ」

女はよろついて壁に縋りつき、肩で息をしている。

「これで男なしじゃ我慢できなくなっただろう、用は済んだ、行っていいぞ」

辰はやるだけやって女に行くように促す。
女は裾を戻し、黙って部屋から出て行った。


─────


辰と2人きりになり、絢音は気まずくなって畳を見つめた。
たった今見た光景が目に焼き付き、恥ずかしさがこみ上げてくる。

辰は暗い部屋の中で煙草に火をつけ、煙を吐き出しながら絢音に話しかけた。

「驚いたか?」

「はい……」

「お前、男と女の事知ってるのか?」

「いいえ……」

「そうか、俺と暮らすのは……つまりそういうこった、お前が家事をきっちりやれば俺はお前を養ってやるが、俺は自分の生き方を変えるつもりはねぇ」

辰にとって、絢音が子供だろうが、そんな事は関係ない。
自分と共に暮らす以上自分の生き様を認めろと、そう言いたかったのだ。

「はい……」

絢音は首をすくめてコクリと頷いた。


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