この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
第4章 嫉妬


「しっかりくわえ込め、ここで稼ぐんだからな」

辰は一突き一突き力を込めて腰を打ちつけ、先端を子宮口に擦りつけて上り詰めていった。

「ハァ、うっ、んっ、んんっ!」

菜摘は小柄な体をしている。
体を大きく揺さぶられ、堪らなくなって辰の腕を掴んだ。

「よーし、いくぞ」

辰は根元まで押し込んで振り絞るように射精した。
張り詰めた棹がドクンッ!と強く脈打って精を放ち、無防備な胎内へ流れ込んでいく。
辰は夢中になって腰を押し付けていたが、恥骨が陰核を摩擦して菜摘を昂らせた。

「は、あっ、んんっ……、ああっ!」

菜摘は初めての絶頂に驚き、体を捩らせて苦悶した。
秘肉が辰の陰茎をギュッと締め付け、辰は心地よい締めつけを味わいながら、最後の一滴まで注ぎ込んだ。

「もうイキやがった、そら、全部呑めよ」

「あぁ……、ハァハァ」

菜摘は快楽に呑まれ、無意識に逞しい背中を抱いていた。
辰は惚けた顔をする菜摘にキスをして、貪るように唇を吸った。

その一方で、絢音は抱き合う2人を見て頭に血が上り、激しく嫉妬していた。


─────


その日から菜摘が共に暮らすようになった。
絢音にとっては最悪な展開だったが、辰は菜摘を好きな時に好きなだけ抱いた。
布団の上とは限らず、衝動に任せてやりたい放題だ。

辰が外出した後、菜摘はちょくちょく絢音に話しかけたが、絢音は返事も返さずに黙っていた。
家事を手伝うと言っても、無視してひとりでやった。
絢音は本当は分かっていた。
菜摘は辰が勝手に部屋に置いているだけで、菜摘のせいじゃない。
それでも、どうしても仲良くしたくなかった。

菜摘の方はというと……絢音に無視されても腹を立てる事はなく、それとなく絢音の手伝いをした。


─────

3人が同居する生活は3日、4日と続き、やがて一週間目となった。

この日の夕方、辰は外出して部屋にはいなかったが、絢音は淡々と料理を作り始めた。
すると、菜摘が来て無言で手伝い始める。
狭い台所に2人で立ち、互いに無言で作業を続ける。

絢音は嫌な顔ひとつせずに手伝いをする菜摘に対し、内心申し訳なく感じ始めていた。
けれど、辰が菜摘を気に入ってしょっちゅう抱くので、それを見たら無性に腹が立つのだった。



/158ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ