この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
第6章 密やかに成長
◇◇◇

絢音はひとりで出歩く事は滅多になく、狭い部屋で辰と過ごしながら、やがて11歳を迎えていた。

絢音はある朝、初潮が始まった事に気づき、どうしようか悩んだ。

辰に言うのは恥ずかしく、言い出しにくかったが、言わなければ衣類や布団を汚してしまう。
辰はまだ布団にくるまっていたが、傍に行って座り込んだ。

「あの……、辰さん」

遠慮がちに声をかけたものの、辰は寝入っていて起きそうにない。

仕方なく片手で体を揺らして声をかけてみた。

「辰さん……」

「う……、なんだ……どうかしたのか?」

辰は眠そうな顔で絢音の方を見た。

「あの……私……、あれになったみたい…」

「あれって……なんだ?」

「月のもの……」

「月だと……?なんだそりゃ」

「女が……なるもの……」

「あぁ?もしかしてあれか……生理っつーやつか?」

「そう……」

「あっ……、あ~そうか、そうだな……分かった、何とかしてやる」



/158ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ