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縁
第7章 少年
「ちょっと何するの、やだ」
「お前を抱いてやる」
「えっ」
絢音は抱くと言われて愕然としたが、少年は独り善がりな思い込みで絢音に腹を立てていた。
季節は秋にさしかかっていたが、今日は暑かったせいで薄手のワンピース一枚だ。
少年が乱暴に引き下ろすと、白い膨らみが少年の目の前に晒された。
「僕、女もできるんだ、だから……やらせろ」
張りのある乳房を見て、少年は股間を熱くしていた。
「や、やめて……」
絢音は必死に少年の肩を押し返したが、少年は絢音の手首を押さえつけた。
華奢な少年も、絢音よりは力がある。
目の前の膨らみを頬張って舐めまわした。
「んっ、んん、や……」
濡れた舌が乳首を這い回ると、嫌悪感から背中がゾクゾクする。
絢音は足をバタつかせて藻掻いた。
「お前、辰さんにやられてるんだよな、だったら構わないだろ」
辰が何もせずに絢音を傍に置く筈がない。
少年はそう思ったが、実際に辰は遊び好きだ。
女が殆どだが、この少年のような若い男の子にも手を出す。
遊びに関してはやりたい放題だから、少年がそう思うのも無理はなかった。
少年は闇雲に乳房を吸い、片手を下へ伸ばしてスカートを捲りあげた。
「あっ、こんな事……やめて!」
裾は既に太腿まで捲れあがっていた為、少年にとっては好都合だった。
少年は指で秘部を弄り、興奮気味に絢音にのしかかる。
「もう入れるよ」
「そんな、やだぁ!」
絢音は信じられない事態に顔面蒼白になって暴れたが、少年は体重をかけて押さえつけ、下着をずらして片足から引き抜いた。
「やだって……、やめてよ!」
「ちょっと位いいだろ、ケチだな」
藻掻く絢音の足を開かせ、急くように足の間に腰を入れた。
「うわ、久しぶりだなー、ドキドキする」
興奮気味に言って腰を落とし、握った陰茎を秘部に押し付ける。
柔らかな襞に擦りつけると先走りが溢れ出し、ヌルヌル滑って突き入れたい衝動が湧き起こり、亀頭で花弁をこじ開けた。
「い、いやー!」
絢音は熱い塊を感じ、体を捩って抵抗した。