この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
第7章 少年

辰は一発顔を殴った後に平手で何発も殴り、畳に倒れ込んだ少年を足で蹴り始めた。
少年は最初こそ詫びを口にしていたが、直ぐに言葉が出なくなり、蹴られるたびに呻き声を漏らしていた。

「あ……」

絢音は起き上がって茫然と見ていたが、はだかれたワンピースを直して辰の傍へ走って行った。

「辰さん、もうやめて!」

少年を蹴り上げる辰の背後から抱きついて頼んだ。

「絢音……」

辰は振り向いて絢音の顔を見た。
絢音は今にも泣き出しそうな顔をしている。
それを見たらフッと力が抜けて、冷静さが戻ってきた。

「ちっ……」

辰が少年に向かって舌打ちすると、少年はフラフラしながら起き上がり、脱いだ服を着ていった。
服を着たら前屈みになって玄関に向かう。

「おい、お前はここから出て行け、二度と俺の前に顔を出すな」

辰は少年に向かって言ったが、それはつまり……ここで商売をするなと言う事だ。

「は、はい……」

少年は前屈みになったまま怖々返事を返し、ふらつきながら部屋から出て行った。





/158ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ