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女喰い
第5章 淫欲に塗れる中で……。
お美代は片手で口を塞ぎ、声を漏らさないようにした。

「はあ、はあ、お美代、好きだ」

五作は乳房を掴んで腰を派手に振った。
男根がズボズボ往復し、秘肉を抉るたびに白濁した淫液が飛び散る。

「ん、ん、わたしも……五作さん」

お美代が途切れ途切れに言うと、五作は堪らなくなって動きを止めた。

「うっ、うぅっ……!」

男根がドクンと跳ねて子種を飛ばし、五作は襲いくる快感に苦悶して種を放った。

「五作……さん、こっちへ」

お美代が五作を抱き締めると、五作はお美代の上にかぶさり、2人は互いの鼓動をじかに感じた。
五作は押し黙って快楽に浸っていたが、脈動が静まっても男根はまだ勃ったままだ。
高揚した顔で口吸いをして、唇を味わった後で再び動き出した。
ジュブジュブと淫らな音が響いたが、2人は2人だけの世界に入り込んでいる。

暗い座敷の中で、ひとつになって揺れ動く。

2人が淫蕩に酔いしれるうちに、ふとお菊が目を覚ました。
お菊は薄目を開けて淫らな光景を眺めていたが、五作は同じ体勢で3度目を放ち、4度目に挑んでいる。
肉欲に飢えた獣のように、行為に没頭する2人……。
お菊は自分まで気分が昂ってきたが、腹の中の子供が動き、ハッとした。
お美代と五作は愛し合っているように見える。
それに、お美代は彦兵衛の子を宿してない。
なのに自分は……彦兵衛の子を身ごもり、この先どうなるか……不安だけがつのっていく。
お美代を羨ましく思ったが、お美代のせいでそうなったわけじゃなく、お美代だっていつ孕むかわからないのだ。
お菊は顔を反対に向けて2人を見ないようにした。

五作は5度目を放ってようやく体を離し、お美代に口吸いをして起き上がった。

「お美代、ありがとう」

場違いにお礼を言ったが、欲求不満が解消できて純粋に喜んでいた。

「うん……」

お美代は五作の事を理解している。
笑みを浮かべて頷いた。

五作は褌を直して着物を羽織り、こっそりと座敷を出て行った。
お美代の局部は子種塗れになっている。
若い上に、長い間溜め込んでいたせいで相当な量だ。
お美代は起き上がって手拭いで拭っていった。

「お美代ちゃん……」









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