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女喰い
第1章 下女として
「ふう、すっきりした、これで商いに集中できる」

満たされた表情で言って着物の裾を元に戻す。
タミコはゆっくりと起き上がり、俯いて着物を直した。

「それじゃわしは行くからな、タミコ、今夜わしの座敷へ来なさい」

彦兵衛はタミコに言い残し、お美代の方へ向かって歩き出した。
お美代は慌てて障子から離れると、廊下の角へ走って行った。

見ていたのがバレたらきっと叱られる。
急いで廊下の角を曲がったが、彦兵衛が障子を開けて出てきた。
彦兵衛はお美代の後ろ姿をチラッと目にしていた。

「お美代……、見ていたのか」

ボソッと呟き、ニヤリと笑ってその場から立ち去った。




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