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女喰い
第5章 淫欲に塗れる中で……。
絵師は筆を握って頷くと、成り行きを見守った。
「さあ、お美代、裸になるのだ」
彦兵衛はお美代に言ったが、見知らぬ男に裸を見られるのは抵抗がある。
「でも……」
「気にするな、絵師は絵を描く為にいるのだ、さあ」
布団は予め真ん中に敷かれている。
彦兵衛は布団のわきでお美代の帯に手をかける。
スルスルと帯が解かれ、上に着る余所行き用の着物がハラリと下に落ちた。
絵師は赤い襦袢を纏うお美代を見て生唾を呑み込んだ。
こういった依頼はたまに受けるが、孕み腹の若い娘を見るのは初だった。
目を皿のようにして見ていると、彦兵衛は自分が着物を脱ぎ始めた。
余所行きの着物を脱いで下に着る着物も脱ぎ、褌だけの姿になってお美代を布団に導く。
「よく見えるように……」
彦兵衛は掛け布団を退かし、布団の上でお美代を背中から抱いた。
絵師が描きやすいようにする為だが、お美代は絵師の方へ向けられた。
「さあ、好きなだけ淫らに振る舞うがいい」
膨らんだ腹を撫でて首筋に唇をあてがうと、お美代は絵師の刺すような目線を浴びて恥ずかしくなった。
「や、やっぱり……」
藻掻いて逃げだそうとしたが、彦兵衛が逃す筈がない。
すぐに抱き寄せられ、ズルっと片側の肩を剥かれてしまった。
「あっ、や……」
乳房が露出し、お美代は顔を赤く染めた。
「胸も大分膨らんだ」
「さあ、お美代、裸になるのだ」
彦兵衛はお美代に言ったが、見知らぬ男に裸を見られるのは抵抗がある。
「でも……」
「気にするな、絵師は絵を描く為にいるのだ、さあ」
布団は予め真ん中に敷かれている。
彦兵衛は布団のわきでお美代の帯に手をかける。
スルスルと帯が解かれ、上に着る余所行き用の着物がハラリと下に落ちた。
絵師は赤い襦袢を纏うお美代を見て生唾を呑み込んだ。
こういった依頼はたまに受けるが、孕み腹の若い娘を見るのは初だった。
目を皿のようにして見ていると、彦兵衛は自分が着物を脱ぎ始めた。
余所行きの着物を脱いで下に着る着物も脱ぎ、褌だけの姿になってお美代を布団に導く。
「よく見えるように……」
彦兵衛は掛け布団を退かし、布団の上でお美代を背中から抱いた。
絵師が描きやすいようにする為だが、お美代は絵師の方へ向けられた。
「さあ、好きなだけ淫らに振る舞うがいい」
膨らんだ腹を撫でて首筋に唇をあてがうと、お美代は絵師の刺すような目線を浴びて恥ずかしくなった。
「や、やっぱり……」
藻掻いて逃げだそうとしたが、彦兵衛が逃す筈がない。
すぐに抱き寄せられ、ズルっと片側の肩を剥かれてしまった。
「あっ、や……」
乳房が露出し、お美代は顔を赤く染めた。
「胸も大分膨らんだ」