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女喰い
第5章 淫欲に塗れる中で……。
彦兵衛は露出した乳房を揉みしだき、絵師は2人を凝視した。

「泉、筆が止まっているではないか、なにをしている」

彦兵衛は絵師を見て注意する。

「あ、こりゃ……どうも、すみません、つい見とれちまって」

絵師はバツが悪そうに頭を下げ、筆を握りなおす。

「ははっ、まあよい、誰しも見たかろう、仕方がない事だ」

彦兵衛は笑い飛ばして襦袢の帯を解き、乳房が露出した方を大胆にはだいた。

「だ、旦那様……」

お美代は堪らず絵師から顔を逸らした。

「この中にわしの子が入っている、よくやったぞお美代」

彦兵衛は昂った様子で襦袢を剥ぎ取り、お美代の乳房を両手で揉んだ。
発育途中の胸は、懐妊によってひと回り大きくなっているが、体は未熟で痩せている。
そんな体に膨らんだ腹は不釣り合いだが、それがかえって欲情を煽っていた。

「はあ、逸物が張り詰めておる」

彦兵衛はお美代を仰向けに寝かせると、足を開かせて股に顔を埋めた。

「ん、んんっ……」

肉厚な舌が淫裂を這い回り、お美代は腹を揺らして悶えたが、絵師からは顔を逸らしていた。
絵師は息を呑んで見ていたが、絵師から見てもお美代は明らかに幼い。
本来懐妊してはいけない年だと思われるが、そんな事は巷にままある事だ。




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