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女喰い
第6章 弥八郎
お美代は屋敷に戻ってすぐに手紙を書いた。

赤ん坊の事を伝えたかったからだ。
お菊の赤ん坊はあの後僧侶に拾われ、乳母に預けられたらしい。
成長したら寺が引き取るらしく、それなら安心だ。
お菊は赤ん坊を奪われて相当気落ちしているだろうから、それを伝えてあげればきっと安心する。

少し気が晴れて下働きに精を出した。

だが、彦兵衛がまた茶屋へ行くと言い出した。
最近は夜伽が控えめになり、お美代はホッとしていたのだが、わざわざ茶屋へ出向く……。
また絵師を呼ぶのかもしれない。
憂鬱になってきたが、彦兵衛は明日の昼過ぎに出向くから、用意をしておけと言う。
お美代は嫌だったが、頷いて承諾するしかなかった。



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