この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
女喰い
第6章 弥八郎
弥八郎は、まだ若い2人が純粋に愛し合っている事を知った。
我が親ながら……心底最低な男だと思ったが、彦兵衛はこの事に気づいてない。
もし気づいていたら、五作はとうにお払い箱になってる筈だ。
そんな風に思ったら、ふと辛い出来事が蘇ってきた。
弥八郎は、幼い頃に彦兵衛の淫行を目にしていた。
その時はまだ赤子を産ませるまでには至らなかったが、彦兵衛が下女に淫らな事をしているのを偶然見てしまった。
しかも、一度や二度ではなく、何度もだ。
母親は彦兵衛の奔放なやりように耐えられなくなり、気が触れたようにおかしくなった。
彦兵衛は自分の妻がおかしくなった事を知っていたが、医者を呼ぶわけでもなく、見て見ぬふりをした。
金は有り余る程ある。
弥八郎は彦兵衛に母を医者にみせるように頼んだが、彦兵衛はそんな必要はないと一蹴し、何一つ態度を改めようとはしなかった。





/133ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ