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Q 強制受精で生まれる私
第9章 3.5度目
くちゅくちゅとまだできあがっていないナカを、緩急をつけた指の動きでしなやかに鞭打つ。抽挿、掻は、その繰り返しだけでは到底たどり着けないと悟った私は、残る右手で上着の中で擦れる桃の頂芽を露にして、摘み取られる瀬戸際までつまみ上げる。反射で体がビクリと震えるも新たな刺激をすぐに迎え入れた私は、芽の根を張るふくよかな大地ごと一心不乱に揉みしだいていく。当然その間も左手の動きは決して休むことなく、私の粘膜という粘膜を酷使する。
「はぁ。あぅあっ!! あと…あと少し、なのに…」
頂点まであと一歩だというのに、何故かその一歩がどう頑張ってもたどり着けない。今の私に何が足りないのか、頭の中でぼんやりとそのイメージ図が出来上がっていく。私の指一本よりも長く、二本と同等…いやそれ以上に太く、五指束ねても敵わない熱量を持つ、アレ…
「ちがう…違う違う!! それじゃない。それはいらないの!!」
あと少しで完成されてしまいそうなその姿を、私は言葉の力を借りて全力で阻止する。そんな物なくても達することできる。どこぞの誰かの手を借りなくても自分だけでイケると証明するために、私は股先に左腕を深く沈めてキツく挟みこむ。最も敏感なところが強く伸され、自爆ボタンを押された機械の様に私の中で快感が爆ぜる。
「あぁっ!! うっうぅーー!! くぅう…」
イッた。やっとイケた。
自身が出しうる最大限のオーガズムの中で絶頂することができた。長い時間をかけてようやく身体の欲求を満たすことができ、苦しみから解放される。
そう、思っていた。
「ダメ…どうして? 足りない。まだ足りないよぉ!!」
誤魔化しの快楽では納得できないと言わんばかりに、イッたばかりの身体に更なる色欲が募る。膣が。子宮が。骨の髄が。脳が。私の何もかもがアレを寄越せと騒ぎ立てる。想像を絶する渇きによる悲鳴を鎮めようと、私は乳房をいじる右手指も使ってアソコを懸命に掻きむしる。
二本でも狭く感じる膣内に、それ以上の数の指が入るわけがない。仮に全て入ったとしても、身体が真に求める欲求を満たすことはできない。そんなこと分かりきっているはずなのに、抑えきれない衝動を前に思考する余裕すら無かった。
「はぁ。あぅあっ!! あと…あと少し、なのに…」
頂点まであと一歩だというのに、何故かその一歩がどう頑張ってもたどり着けない。今の私に何が足りないのか、頭の中でぼんやりとそのイメージ図が出来上がっていく。私の指一本よりも長く、二本と同等…いやそれ以上に太く、五指束ねても敵わない熱量を持つ、アレ…
「ちがう…違う違う!! それじゃない。それはいらないの!!」
あと少しで完成されてしまいそうなその姿を、私は言葉の力を借りて全力で阻止する。そんな物なくても達することできる。どこぞの誰かの手を借りなくても自分だけでイケると証明するために、私は股先に左腕を深く沈めてキツく挟みこむ。最も敏感なところが強く伸され、自爆ボタンを押された機械の様に私の中で快感が爆ぜる。
「あぁっ!! うっうぅーー!! くぅう…」
イッた。やっとイケた。
自身が出しうる最大限のオーガズムの中で絶頂することができた。長い時間をかけてようやく身体の欲求を満たすことができ、苦しみから解放される。
そう、思っていた。
「ダメ…どうして? 足りない。まだ足りないよぉ!!」
誤魔化しの快楽では納得できないと言わんばかりに、イッたばかりの身体に更なる色欲が募る。膣が。子宮が。骨の髄が。脳が。私の何もかもがアレを寄越せと騒ぎ立てる。想像を絶する渇きによる悲鳴を鎮めようと、私は乳房をいじる右手指も使ってアソコを懸命に掻きむしる。
二本でも狭く感じる膣内に、それ以上の数の指が入るわけがない。仮に全て入ったとしても、身体が真に求める欲求を満たすことはできない。そんなこと分かりきっているはずなのに、抑えきれない衝動を前に思考する余裕すら無かった。