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Q 強制受精で生まれる私
第14章 5...? 度目
「よし。全部流しきったかな。綺麗なほとぎの体も、これで元通りだ…お風呂も貯まってきたし、そろそろ入って温まろうか。」

 他人の名前で呼び、かつ私の是非も聞かずに先生は私の手を引き、40 ℃にも満たないと思われるぬるい愛の巣に連れていこうとする。私は抵抗することもなく、促されるままに連行されてしまう。元より抵抗するつもりも無いとはいえ、股先に鋭くそそりたつ刃物を突きつけられてしまっては抗いたくてもできるはずがない。

 お風呂は半分ほどしか貯まっていなかったが、私達二人分の体積が加わると胸先まで浸かることができる程に水かさが増した。私と先生が一緒に入ることを想定していたかのようなラブホテルは、畳一枚分にも満たない広さのため嫌でも体が密着してしまう。対面で向き合った先生はこの上なく恍惚とした表情を浮かべていて、その気味の悪さに悪寒が全身を駆け巡る。

 温まりたいから肩まで浸かりたいのに、先生が私を持ち上げて膝上に乗せるから臍下までしか水位が無い。退こうにもエゴたっぷりのぶよついた刀身を押し付けてくるため、大人しく従う他ない。びんびんにそそり勃つアレを淫猥に擦り付けるも、どうしてそんなに他人のそら似に興奮できるのか理解できず、燻った興奮しか沸き上がらない。

「あぁ…最高だよほとぎ。この抱き心地。この肌の温もり。そして…夢みたいだ…」

 無意味と知りつつ拒絶の意志で体を捩るも、先生にとっては誘っているようにしか写らないのか、先生は自慢の逸品をこれ見よがしに加速して擦り付けてくる。既に開通済みにも関わらず溝穴の入り口を開拓してやろうと、水の力を借りて半ば大袈裟にウォーミングアップを進めていく。
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