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Q 強制受精で生まれる私
第15章 6.0 度目
「あっ、はっ!! あひぃい!!」

「ふふ…そんな声上げちゃって、先生可愛い…このまま素股されるのと、私のナカに挿れちゃうの、どっちが先生の好みですか? さっきのお礼に、お好きな方でしてあげますよ…私の名前を呼んでくれるなら、ね。」

 折角の私の提案も、今の先生では答える暇もないのか無視されてしまう。先生のためを思って気を利かせたというのに、少し不機嫌になった私は締め付けを強めては加速していく。むにゅむにゅ、にゅちゅにゅちゅと鳴るいやらしい水音に人間みたいな発情蛙のコーラスが加わり、それらが鼓膜を通して私の生殖器を震わせる。雄と雌の潤滑液が混ざり合い、滑りに滑る股部の感触からすぐにでも挿れたくなってしまう。

 こうしている間にも雲はどんどんその量を増していき、終いには雷雲へと変貌する。水分をふんだんに含んで圧縮された雷雲は、ごろろというねっとりとした音を響かせて蓄えたエネルギーの解放を今か今かと待ちわびている。限界まで膨張した風船に針ひとつ刺せばどうなるか…色の波状攻撃に悶えているのは先生だけじゃない。気持ちいい所を撫でられている私も絶頂の瀬戸際に立たされているのだ。
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