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あおい風 あかい風
第2章 キス
 お風呂に入る前に 鏡に写してみた。どこも変わったようにはみえない。
 お腹の上の温かいものを 大輝が自分のTシャツで ゴシゴシ拭きとった。大輝のことを見てはいけないような気がして 目を閉じて いた。
 つん、とした とうもろこしを剝くときのような青くさい匂いがした。拭きとられたあとは つっぱるようなぱりぱりした感じ が残っている。

 自分でも お風呂で洗うときくらいにしか触ることのない 誰も触ったことのないあそこを 大輝の指が触ってきた。
 次に触れてきた ものは 多分、いや、間違いなく 大輝そのものだ。すごく熱かった。
 もしかして 最後までするつもりだった?あんなところで?だけど 失敗した?

 よかった。あのまま流されて 最後までいってしまったかもしれないけど あんなのはいやだ。なんか 思っていたのと違いすぎる。
 絹のシーツを用意しろとはいわないけれど あれだと 思い出になったときに 苦々しく思うかもしれないもの。

 はじめての相手が 大輝?

 自分がセックスをすることなんて 考えたことがなかった。キスはあるけど。
 大輝と セックス する?

 「親が 留守だから」

 もしかしたら それ もうすぐなのかもしれない。

 する?

 まだ17歳なんだけど。それって はやくない?こわくない?

 拒んだら 大輝に嫌われるだろうか? 大輝をがっかりさせてしまうだろうか?

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