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あおい風 あかい風
第4章 風
 指ではさんだまま持ち上げようとすると するっと逃げた。碧が「くっ」というような声を咽喉からだす。それだけで 身体中を一 気に血液が駆け巡るような快感がわいてくる。

 花びらはすでにぬらぬらしていて 指でたどると やわらかすぎて溶けてしまいそうに感じられる。形を確かめようと指を何度か往 復させると 碧が咽喉をのけぞらせ腰を引く。
 もう一度キスをすると 碧の唇は すっかり乾いている。舌で舐めて湿らせると ようやく息ができるようになったかのようにため息 をついた。

 「なんか、ね なんか きもちがよすぎて こわい」
 目がとろんと潤んでいる。可愛くて 唇を強く吸う。キスをしながら 一気にパンティを脱がせた。少しあらがおうとしたが 碧の小 さな身体では なにもできない。
 もう一度 確かめる。すべてが 初めて知るやわらかさだ。温かいアイスクリームがあるとしたら こんな感じだろう。
 急に 指が違う触感に辿りついた。くぼんだところに 熱くてぷつぷつしたものがある。そこが 一番濡れている。

 碧が 目を大きく開いて大輝を見る。碧の目を見つめたまま 自分の下着を脱いだ。
 「いやだ」と言われたら やめることができるだろうか、と思った。できない。
 ゆっくり碧の片膝をたててゆく。グランドで痛めつけられ 固くなっている膝小僧に歯を立ててみる。なんともいえない幸福感に胸が震える。

 「あおい だいすき」
 碧が 静かに目を閉じたあと また大きく見開いて
 「もっと だいすき」

 それでも 言葉ではあらわしきれない。
 「すき」が、ね 体中の細胞ひとつづつから 生まれてくる。「すき」で いっぱいになって 苦しいくらい。
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