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あおい風 あかい風
第4章 風
 碧の指の一本一本を自分の指とからませ もう一方の手で膝からひきしまった太腿を撫でながら ゆっくり沈ませた。
 自由な方の手で 大輝の腕をつかんで「いたい」と言った。泣きそうに眉を寄せている。
 「やめる?」
 やめることができるだろうか?
 息荒く 唇を噛みしめていたが 碧は首を弱々しく横にふった。イヤイヤをしているようにも見える。
 「我慢できなくなったら いって」 こくん、とうなづく。
 愛おしくて 自分がひどい男に思える。

 眉を寄せたままの碧の額にかかった髪をなであげると 少し汗ばんで そこだけ日焼けしていないおでこがある。そこにキスしなが ら また沈ませる。膝で締めつけてくるので 痛いのだろうと思うが ひとつになりたい欲求に 窮屈な中をさらに進む。肩を怒らせ 痛みに耐えているのがわかる。
 碧の全身が 小刻みに震え始めた。堅く閉じた目尻から涙が伝わっている。これ以上痛めつけることはできない、と思ったとき 碧の中で何かがまとわりつき 大輝を押し出そうとしてくる。さざ波のようにまとわりついては はなれ ゆっくり締めつけ 押し出そう とする。
 初めての感触で とても気持ちがいい。慌てて 抜いた。急な動きがよほど痛かったらしく「ひっ」というような声をあげ た。

 碧のお腹の上で 射精した。
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