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あおい風 あかい風
第7章 電車
 首を振りながら 「ちがう・・・」
 泣いているせいで 説明ができない。

 「いいよ それでも。結月が好きだから」
 佑介は 静かに 結月が身につけているものを取り去っていった。一糸まとわぬ姿になっても 結月は泣き続けた。
 乳房を優しく揉みながら 先端を吸った。舌先で舐めては吸った。 結月の心の中にに誰がいようと 今 乳房を自由にできるのは佑介だけなのだと 思う存分味わった。

 全身に舌を這わせ 時折 甘く噛んだ。できるだけ結月が快感を得てくれれば その時だけでも他の男を忘れると信じて 身体中にキスした。
 結月の秘所まで到達したときに そこがしっとり濡れているのに 狂喜した。

 忘れさせてみせる。
 他の男なんて 追い出してやる。
 重なり合っている花びらを 少しづつ開いて 舌と唇で味わった。
 「ああ」泣き止んだ結月の声。
 夢中で 花芯を吸った。
 結月のお腹がうねるのがみえる。
 忘れさせてみせる。
 勝ち誇ったペニスを突きたてた。
 結月が腰を引こうとするのを 両手で抱きしめ 突き進んだ。

 そこまでだった。激しく揺さぶっているのに そこは 乾いている。

 信じられなかった。

 さっきまで 潤い 招いているようだった結月なのに 今は 枯れてしまい ひたすら逃れようとしている。
 「結月 いやなの?」
 結月も 気づいていた。佑介が入ってきた途端 すべての快感が 引き潮のように 消え去ってしまった。
 「ごめんなさい」

 佑介は 欲情させられる美しい身体の隣に横たわり 愛おしそうに撫でてみる。
 「結月 好きだよ。ひとつになりたいと思うのは だめ?」
 「ごめんなさい」

 「だいちゃんのことが 忘れられないから?」

 「ちがうのよ。だいちゃんは・・・」
  また 涙が出て のどを詰まらせる。
  「だいちゃん・・・ しんじゃったの」

 涙が 号泣になった。
 激しく泣く結月の身体を 佑介は 惜しみない愛で抱きしめた。
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