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あおい風 あかい風
第9章 乱
どんな反応をするかと ペニスで とろけそうにやわらかくなっている熱い花びらをこすってみた。結月は 大きく息を吸い込み ゆっくり吐きだした。次におこることに備えているのだ。
鎖骨の曲線に唇を這わせながら 潤って陽輝を待ち受けている愛壷に入っ ていった。
伏せられた睫毛が震えている。ゆるく開いた唇を 可愛らしい舌が湿らせて通り過ぎる。
まとわりつく温かい襞を押し開いて 奥まで進む。腰をひいて もう一度最後までいれると 結月はびくんっとし 大きく目を見開いた。
また腰を前後させると 結月は陽輝の胸を押しやり 逃れようとする。
肩の下に手を差し入れ 抱き寄せようとすると 結月がしがみついてきた。
「いや。こわい。なにかが くる」
言っていることの意味はわからなかったが 怯えているのはわかる。
「なにが こわいの?」
「なにかが はじまりそうで こわい。なにかが くる」
「なにか? どんなもの?」
「ぐんぐん、って。はるにぃ こわい」
眉をよせて 訴える結月は 自転車の後ろで 信頼してしがみついていたあの少女だった。
結月の言っているのは オーガズムのことだろうか。あんなフェラチオをしてみせるのに まだオーガズムを経験したことがないなんて ありえるだろうか。
「大丈夫だよ。こわくないよ。おれの目をみてて」
弱々しく頷く結月に熱い思いが沸きあがってくる。愛おしい気持ちでいっぱいになる。
この気持ちは どこかに潜んでいたのだろうか?
どこから湧いてくるのか?
鎖骨の曲線に唇を這わせながら 潤って陽輝を待ち受けている愛壷に入っ ていった。
伏せられた睫毛が震えている。ゆるく開いた唇を 可愛らしい舌が湿らせて通り過ぎる。
まとわりつく温かい襞を押し開いて 奥まで進む。腰をひいて もう一度最後までいれると 結月はびくんっとし 大きく目を見開いた。
また腰を前後させると 結月は陽輝の胸を押しやり 逃れようとする。
肩の下に手を差し入れ 抱き寄せようとすると 結月がしがみついてきた。
「いや。こわい。なにかが くる」
言っていることの意味はわからなかったが 怯えているのはわかる。
「なにが こわいの?」
「なにかが はじまりそうで こわい。なにかが くる」
「なにか? どんなもの?」
「ぐんぐん、って。はるにぃ こわい」
眉をよせて 訴える結月は 自転車の後ろで 信頼してしがみついていたあの少女だった。
結月の言っているのは オーガズムのことだろうか。あんなフェラチオをしてみせるのに まだオーガズムを経験したことがないなんて ありえるだろうか。
「大丈夫だよ。こわくないよ。おれの目をみてて」
弱々しく頷く結月に熱い思いが沸きあがってくる。愛おしい気持ちでいっぱいになる。
この気持ちは どこかに潜んでいたのだろうか?
どこから湧いてくるのか?