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Eat me 完熟媚肉と秘蜜のレシピ
第1章 1皿目
「ねぇ…もういいでしょ? これ凄くはずかしいひぃい!!」
バックベルトの縁に沿うように虫が這う、つうっとした刺激が不意に与えられ、思わず矯声を上げて反射的に背筋を縮こませてしまう。指虫は波状なベルトの下側を脇からなぞるように、左から右へとその腹を背に滑らせていき、独特なむず痒さを私にもたらす。
右脇の端まで到達すると、今度はベルトのストレート状な上側を縁に沿って往復を始める。レールに沿って進む鈍行列車の様に、右肩のストラップの付け根にぶつかると、真っ直ぐ進んでいた進路変えて、左肩行きの列車に乗り換える。細い線路を綱渡りの様にゆっくりと進み、X字に交差する集合点にて、右肩まで這う路線に乗り換える。規則正しいのか悩ましげなのか判別つかない、たどたどしい蟻の悪戯に、私の背筋はますます縮こまり、反射的に甘い喘ぎ声が漏れてしまう。
「はぅ…ふっ…なぞ、ちゃあ!! なぞっちゃ、いやぁ…」
地震で縦横無尽にくねくね動く背中を、洲の指は止まることなく背後の形を刻み続ける。内なる全神経が背に向けられているせいか、ずりずりと這う先生の指の指紋はさながら蛇腹を思わせる。数ミリにも満たない溝の間隔は、わずか1ミリ指が動くだけでも、何十往復分もの節の刺激が与えられたように感じられ、私の意識を大いに快感で削いでいく。
チリチリとした痺れに酔いしれる私に蛇は巻き付くまでも無しと、無抵抗の体をしゅにっしゅにっと這い続けては、お前はかようにも艶かしいのだと囁いてくる。
「はっ、はあぁあ…しゅ、うぅ…ひゃ、ひやぁん!! だめ、取っちゃだめぇ!!」
「何故? 随分とむず痒そうじゃないか。取ってあげるよ」
一通りブラ紐を堪能した洲は、急に腕をエプロンの下から通して、私の胸に手をかける。先程までのねちっこいくすぐりとは打って変わり、わしわしとバストをまさぐる痴漢行為に思わず身体に電流が走る。洲はただ単に膨らみをむさぼり堪能している訳ではなく、ある一箇所を探し回っていることがありありと分かる明確な手付きで指を蠢かせる。
ピッチリと女の大事な所を守るシェルターを、何としても崩さんと暴れまわる洲の荒ぶりに、私は誰が見ても誘っているようにしか見えない腰振りで抵抗する。その弱々しい足掻きもプチッという小さな断末魔を期にピタリと収まってしまう。
バックベルトの縁に沿うように虫が這う、つうっとした刺激が不意に与えられ、思わず矯声を上げて反射的に背筋を縮こませてしまう。指虫は波状なベルトの下側を脇からなぞるように、左から右へとその腹を背に滑らせていき、独特なむず痒さを私にもたらす。
右脇の端まで到達すると、今度はベルトのストレート状な上側を縁に沿って往復を始める。レールに沿って進む鈍行列車の様に、右肩のストラップの付け根にぶつかると、真っ直ぐ進んでいた進路変えて、左肩行きの列車に乗り換える。細い線路を綱渡りの様にゆっくりと進み、X字に交差する集合点にて、右肩まで這う路線に乗り換える。規則正しいのか悩ましげなのか判別つかない、たどたどしい蟻の悪戯に、私の背筋はますます縮こまり、反射的に甘い喘ぎ声が漏れてしまう。
「はぅ…ふっ…なぞ、ちゃあ!! なぞっちゃ、いやぁ…」
地震で縦横無尽にくねくね動く背中を、洲の指は止まることなく背後の形を刻み続ける。内なる全神経が背に向けられているせいか、ずりずりと這う先生の指の指紋はさながら蛇腹を思わせる。数ミリにも満たない溝の間隔は、わずか1ミリ指が動くだけでも、何十往復分もの節の刺激が与えられたように感じられ、私の意識を大いに快感で削いでいく。
チリチリとした痺れに酔いしれる私に蛇は巻き付くまでも無しと、無抵抗の体をしゅにっしゅにっと這い続けては、お前はかようにも艶かしいのだと囁いてくる。
「はっ、はあぁあ…しゅ、うぅ…ひゃ、ひやぁん!! だめ、取っちゃだめぇ!!」
「何故? 随分とむず痒そうじゃないか。取ってあげるよ」
一通りブラ紐を堪能した洲は、急に腕をエプロンの下から通して、私の胸に手をかける。先程までのねちっこいくすぐりとは打って変わり、わしわしとバストをまさぐる痴漢行為に思わず身体に電流が走る。洲はただ単に膨らみをむさぼり堪能している訳ではなく、ある一箇所を探し回っていることがありありと分かる明確な手付きで指を蠢かせる。
ピッチリと女の大事な所を守るシェルターを、何としても崩さんと暴れまわる洲の荒ぶりに、私は誰が見ても誘っているようにしか見えない腰振りで抵抗する。その弱々しい足掻きもプチッという小さな断末魔を期にピタリと収まってしまう。