この作品は18歳未満閲覧禁止です
- 小
- 中
- 大
- テキストサイズ
Eat me 完熟媚肉と秘蜜のレシピ
第1章 1皿目
「んんん!! あたっ…あっ!! 当たって、あぁあ!!」
「うん? 嫌? 挿れて欲しかったんだろ? 最近ご無沙汰だったけど、ずっとおねだりしてたもんな。栞、昔からふしだらだし」
「誰の、せい…あっあ…こすらないでぇ」
柔尻に固い突起物が紺のスラックスとピンクのショーツ越しにキスをする。まだ本番はおろか情事が始まったばかりだというのに、秘所は早くも歓喜の朝露でしとどに濡れ、腿裏まで伝っているのをポリエステルの感触で感じ取る。
幻想的に光るその輝きは、三年越しの長く暗い闇夜がようやく明けることを告げていた。股から腿にかけて鏡に反射する蛍光灯に照らされては、川のせせらぎの様にキラキラと輝く。その久方ぶりの日の輝きに目が眩み、思わず顔を背けてしまう。
赤面する私を前に気は熟したと言わんばかりに、洲は下を手早く脱いで、その逞しい槍を尻の割れ目に沿うように下に滑らし、その刀身をあるべき鞘に収めようと近付く。三年ぶりの愛しの夫のものが、その頭でっかちの口で、ずっと逢瀬を待ち焦がれていた女のものに、小鳥のキスで待たせたと謝罪する。
ついばむ様に一瞬触れてはすぐに離れてしまうのは、あまりに久し振りな快感に身体が驚いて弛緩してしまうのと、私がこんな形で『解消』を受け入れたくないからだ。それが元凶には分からないのか、いくらやっても挿入できないのが不服とばかりに顔に出る。
「なぁ…なんで拒否するの? イキたいんでしょ? したかったんじゃないの?」
「こんなの、やぁ…私達…夫婦、だよ? こんなにも久しぶりな感動…獣みたいなので、終わらせたくない。イカされるなら…夫婦らしくイキたい」
恥ずかしくて直接言いたくないのに、洲は相変わらず『どういうこと?』という疑問符を外さない。もどかしさのあまりカチンと来た私は、咄嗟に鈍感男の胸ぐらを掴んで「顔見て手を繋いでイキたいのこの変態!!」と鼓膜めがけて叫ぶ。
近所迷惑はなはだしい声量に洲は一瞬怯むも、抵抗したことを好機と見たのか、私を力任せに引き寄せて、だらしなく涎を垂らす口角から滑り込むようにキスをする。ちゅっちゅうという淫猥な音を鳴らしては一際強いバキュームで私の唇を吸い上げる。突然の接吻に息苦しくなり、窒息感から膝を折って玄関先で崩れると、洲はすぐに口交を中断し、了承の笑みを浮かべる。
「うん? 嫌? 挿れて欲しかったんだろ? 最近ご無沙汰だったけど、ずっとおねだりしてたもんな。栞、昔からふしだらだし」
「誰の、せい…あっあ…こすらないでぇ」
柔尻に固い突起物が紺のスラックスとピンクのショーツ越しにキスをする。まだ本番はおろか情事が始まったばかりだというのに、秘所は早くも歓喜の朝露でしとどに濡れ、腿裏まで伝っているのをポリエステルの感触で感じ取る。
幻想的に光るその輝きは、三年越しの長く暗い闇夜がようやく明けることを告げていた。股から腿にかけて鏡に反射する蛍光灯に照らされては、川のせせらぎの様にキラキラと輝く。その久方ぶりの日の輝きに目が眩み、思わず顔を背けてしまう。
赤面する私を前に気は熟したと言わんばかりに、洲は下を手早く脱いで、その逞しい槍を尻の割れ目に沿うように下に滑らし、その刀身をあるべき鞘に収めようと近付く。三年ぶりの愛しの夫のものが、その頭でっかちの口で、ずっと逢瀬を待ち焦がれていた女のものに、小鳥のキスで待たせたと謝罪する。
ついばむ様に一瞬触れてはすぐに離れてしまうのは、あまりに久し振りな快感に身体が驚いて弛緩してしまうのと、私がこんな形で『解消』を受け入れたくないからだ。それが元凶には分からないのか、いくらやっても挿入できないのが不服とばかりに顔に出る。
「なぁ…なんで拒否するの? イキたいんでしょ? したかったんじゃないの?」
「こんなの、やぁ…私達…夫婦、だよ? こんなにも久しぶりな感動…獣みたいなので、終わらせたくない。イカされるなら…夫婦らしくイキたい」
恥ずかしくて直接言いたくないのに、洲は相変わらず『どういうこと?』という疑問符を外さない。もどかしさのあまりカチンと来た私は、咄嗟に鈍感男の胸ぐらを掴んで「顔見て手を繋いでイキたいのこの変態!!」と鼓膜めがけて叫ぶ。
近所迷惑はなはだしい声量に洲は一瞬怯むも、抵抗したことを好機と見たのか、私を力任せに引き寄せて、だらしなく涎を垂らす口角から滑り込むようにキスをする。ちゅっちゅうという淫猥な音を鳴らしては一際強いバキュームで私の唇を吸い上げる。突然の接吻に息苦しくなり、窒息感から膝を折って玄関先で崩れると、洲はすぐに口交を中断し、了承の笑みを浮かべる。