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Eat me 完熟媚肉と秘蜜のレシピ
第1章 1皿目
「い!! いくいくいぃいいぃぃ…あぅ…」
体の強ばりが全てほぐれたのを教えるかのように、掠れ声で絶頂を宣言してしまう。これが漫画だったら歓喜の潮が吹き出るところだが、現実は夫の頭が数回小刻みに揺れる程度で、派手な演出もない非常にあっさりとしたものだった。
そのことに何故か消沈してしまった私は、すでに洲の手解きで体も心も艶やかに出来上がっていたことに今更ながら気付く。
そんな心の奥底に眠る期待を機敏に察知してか、洲は舌を入れたまま二三度おしゃぶりし、じゅう…と淫蜜を強く吸い上げると、吸引口が耐えきれず抜けてしまったかのように、にゅぽっという小気味よい空圧音を響かせながら、勢いよくディープキスを外す。
びくっと大きく痙攣しては縦に揺れる視界に、洲の唇まで続くきらきらと輝くきめ細かい糸が一緒に揺れたのが入り込む。それは潮を吹き出す程の盛大なイキっぷりではなくとも、私史上最高に濡れた十二分なオーガズムだったことを証明していた。
「あ…あぁ…こん、なに…」
洲は1mlたりともこぼすのは勿体ないと言わんばかりに、糸を手繰り寄せるように顔を再び股部に近付けて、涎を口元にまとわり付かせると、それを舐めとるように舌を縁に沿って一周させる。どさくさに紛れてヴァギナにキスをして離れたことが、最後の仕上げにかかることを暗に伝えている気がした。
「はぁ…うん。充分仕上がったね。生栞も美味しいけど、やっぱりお肉は焼かないとね。じっくりとミディアムにした焼き栞は…もっと美味しそうだ…まだイケるよね? あと少しだから、頑張って」
二度あることは三度あるとはいえ、こんな短時間に絶頂させられては、頑張れと言われても体がもちそうにない。長期のレス明けにはあまりにハードすぎるセックスに、私はギブアップを伝えようとするも、洲は私をコンロ下の棚にもたせかけて、床に散らばる琥珀色のガラス片を品定めするようにキョロキョロと見渡す。
体の強ばりが全てほぐれたのを教えるかのように、掠れ声で絶頂を宣言してしまう。これが漫画だったら歓喜の潮が吹き出るところだが、現実は夫の頭が数回小刻みに揺れる程度で、派手な演出もない非常にあっさりとしたものだった。
そのことに何故か消沈してしまった私は、すでに洲の手解きで体も心も艶やかに出来上がっていたことに今更ながら気付く。
そんな心の奥底に眠る期待を機敏に察知してか、洲は舌を入れたまま二三度おしゃぶりし、じゅう…と淫蜜を強く吸い上げると、吸引口が耐えきれず抜けてしまったかのように、にゅぽっという小気味よい空圧音を響かせながら、勢いよくディープキスを外す。
びくっと大きく痙攣しては縦に揺れる視界に、洲の唇まで続くきらきらと輝くきめ細かい糸が一緒に揺れたのが入り込む。それは潮を吹き出す程の盛大なイキっぷりではなくとも、私史上最高に濡れた十二分なオーガズムだったことを証明していた。
「あ…あぁ…こん、なに…」
洲は1mlたりともこぼすのは勿体ないと言わんばかりに、糸を手繰り寄せるように顔を再び股部に近付けて、涎を口元にまとわり付かせると、それを舐めとるように舌を縁に沿って一周させる。どさくさに紛れてヴァギナにキスをして離れたことが、最後の仕上げにかかることを暗に伝えている気がした。
「はぁ…うん。充分仕上がったね。生栞も美味しいけど、やっぱりお肉は焼かないとね。じっくりとミディアムにした焼き栞は…もっと美味しそうだ…まだイケるよね? あと少しだから、頑張って」
二度あることは三度あるとはいえ、こんな短時間に絶頂させられては、頑張れと言われても体がもちそうにない。長期のレス明けにはあまりにハードすぎるセックスに、私はギブアップを伝えようとするも、洲は私をコンロ下の棚にもたせかけて、床に散らばる琥珀色のガラス片を品定めするようにキョロキョロと見渡す。