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Eat me 完熟媚肉と秘蜜のレシピ
第2章 2皿目
「ひっ!! やぁ…触っちゃ、いひぃい!!」

 私と同じ利き手の方を下腹部へと忍ばせ、パジャマの中に指を潜り込ませると、すぐにぞりっとした違和感が身体の芯を突き抜けた。洲の指が布越しにクリトリスの周りを、指一本分の間隔を開けてくるくると徘徊しだし、指に押されて伸びる綿の布地がしょりしょりと丘の表面を摩擦していく。

 綿特有の縫製跡がないシームレスな布地が気に入っていたナイトショーツは、私の弱い所でさえも最高の肌触りをもたらしてくれる。洲が放つ卑猥な言葉の数々のせいですっかり硬くなってしまったらしく、圧迫する布地を反発する感触からはっきりとその形を認識してしまう。

 獲物が衰弱するのを待ち続けるハゲワシの様に、直接触れるなんてことは一切せずにひたすら周囲を回り続ける洲の指…まるで女の感覚などとうに知り尽くしたと言わんばかりに、私の燻った火をじっくりと、だけど確実に灯し、強めていく。

「んひぃ!! んあぁあ…くるくる、うんっ!! くりくり…ぃいいい!! つ、つまんじゃ、めえぇ…」

「すごっ…いつも栞はこんなに忙しいオナニーをしてるんだね。俺なんて握って上下に擦っていればいいのに…乙女は何一つ取っても大変だ」

 謎の手練れ感満載の洲が私の体を抱える手をお留守にするはずもなく、秘所を攻められている間にも、五本の指を巧みに蠢かして私の乳房をこねくり回す。ただでさえ布地と擦れてむず痒かった乳首が、親指と中指で乳輪を左右に引っ張られることでよりピンと張りつめ、出てきた頂芽をすかさず人指し指が弄くり倒す。

 先端だけが触れる絶妙な距離を保ちながら、指の腹による軟らかさとひっつく感触。爪による固さとつるりとした滑らかな感触。それらを交互に続けるかと思いきや、急に押し潰してきてふるふると震え出したり、急に親指と共にぎゅうと摘ままれたり…とにかく落ち着きのない愛撫が繰り返される。
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