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Eat me 完熟媚肉と秘蜜のレシピ
第2章 2皿目
「泣かないで…泣かないで栞。栞は悪い子だけど…何も、なんにも悪くないんだよ…安心して。俺は悪い子ちゃんな栞でも、エッチでスケベな栞でも…どんな栞でも全部全部大好きだよ…ごめんね。いい加減焦らされ続けて、辛いよね? 取り敢えず…一回スッキリしちゃおうか」

「はひっ!! んん!! んひぃいいい!!」

 悪いことをした子供を慰める母の様に、洲は私のお股を包み込むように手のひらをあてがい、そのままあやすように優しく擦り始める。異性の厚く熱い肌で女性の芯を縦に横に、上下左右斜めに、あらゆる方向に揺らすように撫で回し、『ないていいんだよ』とやせ我慢を解こうとする。されていることは自分一人でするのと一緒なのに、加減を知らない手技は女の限界を優に越えそうで、想像以上の心地良さを私にもたらす。

 「ぐしょぐしょ」とポツリと呟きながらちゅくちゅくと鳴らす洲の撫で回しに放心する私は、とうとう溜めに溜め続けていた涙を決壊させてしまい、洲の手を濡らしていく。悲哀や歓喜がない交ぜになった涙は留まることを知らず、洲の手皿から溢れてはぽたぽたと床に零れ落ちていく。それでも洲はあやすのを止めることなく…むしろ徐々に速く荒々しい擦りに変えていく。

「栞…ごめんね。俺、お気に入りの枕じゃないからさ。もどかしくて仕方ないよね。俺、頑張る。がんばるから…栞も…」

「あっあぁあああ!! ゆび!! いれちゃやあぁあ!!」

 もうこのままでも充分イけるのに、一人ひっそりと小さくイっていた私のオナニーを見てた洲からしたら満足できないのだろう。洲はいきなり指を根本まで、しかも二本も挿れてきてはぐちゅぐちゅと前後に動かして私のナカを押し広げてくる。

 先程までの手慣れ感は全部幻だったのか。例えるならAVの観すぎで勘違いした男がするという、ただ痛いだけの乱暴な指入れを洲はスパートをかけて繰り返す。それなのに私から漏れ出るのは激痛による絶叫ではなく、想像を絶する快感による悦叫だった。
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