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Eat me 完熟媚肉と秘蜜のレシピ
第2章 2皿目
「あああっあああああぁああ!! やめやめへひぁあぁああ!! 」

 拒絶の言葉さえ許さない洲の暴力的な掻い撫で。だけどその一見、女の体のことなど一切省みない行為に私は、この触れ合いをただの絶頂で終わらせたくない。絶頂なんていう生易しいものではなく、昇天させたい。頂きを通り越したその先へ私を飛ばしたいという夫の執念を感じる。

 硬く骨ばった、いつもとは真逆な向きの指。
 その指達で形作られたコブで、丹念に押し広げられては伸び縮む、刺激を欲する弱いところ。未知の刺激を求め今もじくじくと強く疼いている。

 余程集中力が必要なのか。ただ胸に当てているだけでピクリとも動かなくなった、洲の片手。何も弄くってこないのに、洲の指と連動するように揺れる私達の体が、そのお休み中の手を台にして胸を軽くプレスしていく。その柔らかな圧迫が私の快感を後押しし、かつ邪魔することなくアソコの気持ちよさだけに集中させる。

 手や指だけじゃない。洲は上下末端の愛撫も怠ることなく、体全身を使って私に奉仕する。下は洲の膝小僧で私の生脚の裏側をくすぐられ、上は耳元ではっはっと息切れ気味の熱い吐息を吹き掛けてきて…とにもかくにも刺激が多すぎて、私の脳が揺さぶられてはじりじりと焦がされていく。

 こんな自制の枷すらない愛撫に、一体誰が限界を越えずにいられるだろう。

 答えは身体が知っている。
 汚く喘いでばかりで口を紡ぐ私の代わりに、膣や子宮とあとひとつ、ぎゅうと緊張してはち切れる寸前のところが、もう外の世界まで出かかってる答えを吐き出すのだ。

「栞…しおり!! イクんだね!? おつゆ、出ちゃうんだね!? 出して、出していいんだよ!! もっと啼いて!! 栞の可愛い啼き声…可愛いイキ顔俺に見せて!! 」

「いひゃやぁああぁああ!! もぉだめぇええでちゃっ!! はははあうんんんんんー!!」


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