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熟女と少女の間には(若妻の公認交尾報告パート1)
第2章 嫉妬
 プライドを持って拒絶しなくてはという思いと、そんなことはもうどうでもいいという思いとが私のなかで激しくぶつかり合った。


 しかし敗北してしまうだろうことはすでに分かり切っていた。


 くちゅくちゅ……しゅぼしゅぼ……じゅるじゅる……と、美香がペニスをしゃぶる卑猥な音だけが部屋中に響き渡る。


「うぐっ……」


 あまりの快感に私は脚をつっぱり、時折全身を痙攣させながら、いつしか激しく妻の口を突き上げていた。そして……。


 悟っていた。彼女の前に屈伏し、敗北してしまったことを……。


 まあしかたがない。これが歴史というもの、男はいつだって女の前に跪き、女性を崇める存在なのだ。


 命を宿し、子孫を誕生させてしまう女性の驚異に比べれば、男など所詮、深夜台所を徘徊しているゴキブリ程度のちっぽけなものでしかない。


 美香が今度は、亀頭の部分にねっとりと舌を絡ませてきた。


「ああ~……」


 激流のような快感の波が過ぎ去り、代わって永遠に続いていて欲しいような甘美な心地よさが脳内いっぱいに広がってきた。


 私は首を起こし、そこに眼をやった。


 美香の卑猥な舌が私の直立したペニスに絡みついていて、私の視線に気づくと、彼女は熱を帯びたような大きな瞳を私に向け、淫乱な娼婦のようににやりとして、雁首を長い舌でぺろりとやった。


 くそっこの女、分かってやがる……。


 Oh my God!(何てこった!)と嘲り罵りたくなるほどの劣情に駆られた。


 そう、妻は何でも知っている。男がどうすれば悦ぶか、男が何を欲しているか。それが天性からなのかそれともあの男に仕込まれたからなのか、それはいまは分からない。いまはまだ……。


 と、突如、またしてもあの妄想が私のなかに湧き起こった。


 そこにある一物はいつしか私のものではなく、脇田のものになっていた。


 美香は、やはりあの男のものを舐めるときも淫乱な娼婦の顔になり、こうやってあの男を悦ばせようとしてきたのだろうか。


 そう考えただけで、私のペニスはさらにいきり勃ち、美香の手と口のなかで硬直した鉄の塊のようになっていた。


「すっご~い……」美香が娼婦の眼で言った。「びんびんよ」


 この言葉で、もはや私は男の威厳も人間としての理性もかなぐり捨てた。
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