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熟女と少女の間には(若妻の公認交尾報告パート1)
第3章 初めての貸出し
 私はこのとき、妻が無性に愛おしく見えてきて、二人玄関に立ったまま、私は彼女をきつく抱きしめていた。そして、妻の唇に唇を重ねた。


 それだけで私のペニスはスラックスを破いていまにも突き出しそうだった。いますぐ入れたい、美香に入れたい、美香の膣穴を責めまくりたい。


 何度もその衝動に駆られながら私は必死でそれを抑え、私たちはそれぞれコートを羽織って静かに我が家をあとにした。私は東京本社へ、妻は名古屋へ向かうために。


 その晩、私はなかなか寝つけなかった。いや、その日、一日中まったく仕事も手につかなかった。当然と言えば当然だ。大切な女房を昔の男の元へ送り出したのだから。


 それも自ら女房を洗脳し、男を焚きつけ、わざわざ段取りまで組んであげたのだから、こんな悲喜劇的な男もそうはいるまい。哀しくもあり、また笑い出したくもある。


 いまごろ二人は間接照明の下かなにかでディナーでも愉しんでいるのだろうか。それとも順番にシャワーでも浴びているか、いやいや久々の恋人同士の再会だ。二人一緒に入って洗いっこしててもおかしくはない。いやそれを言うならすでにシャワーの前に一発やってしまったに違いない。


 あれこれ妄想ばかりが私の頭のなかを駆けめぐり、とうとう私は真夜中に独り、洗濯機から妻の脱ぎ捨てたパンティーをすべて取り出してきて、それをベッドにぶちまけ、片っ端から摘み上げてはシミを見つめ、匂いを嗅ぎ、そのなかのくっきりと割れ目の形が張りついた一枚を鼻に擦りつけながらペニスをしごき続けた。






 出張は本来、金曜日の日帰りでよかった。それを私が一泊することを強く勧めたのだった。名目は息抜きということで、妻にもそのほうがあからさまではなく、抵抗なく受け入れられるだろうと思ったからだ。


 場合によっては翌土曜日もせっかくの休みだから延泊しても構わないと言っておいたが、妻は当初の予定どおり、土曜日の正午、静かに玄関の扉を開けた。


「やあ、お帰り」

「ただいま」

 妻はちょっと気まずそうにそう言って、すぐに下を向いた。

「どう、愉しめた?」

「あ、うん」

 しかし、妻は恥ずかしそうに下を向いたまま、私の視線を避けていた。私も何をどう愉しんだのかを訊きたかったが、ちょっと言葉が出なかった。
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