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熟女と少女の間には(若妻の公認交尾報告パート1)
第3章 初めての貸出し
「疲れたろう、シャワーを浴びてビールでも飲むか」
「うん」
ようやく妻が顔を上げてにこりとした。
私たちは、休日にはよく昼間からビールを飲むことが多かった。美香も結構いける口で、酒好きな私にまったく引けを取らなかった。
初めの内は、二人ソファーに座って他愛のない話ばかりだった。名古屋の営業活動の手法、共通の知人の近況など仕事がらみの話から始まって、名古屋の街がやれどう変わっただの、駅前に何ができただの、終いには名古屋人の性格や習慣の違いにまで話が飛んでいた。
妻が本題を避けているのは私にも充分に分かっていたし、彼女にしてみてもこれで終わるなどとは考えてもいなかっただろう。
私は、あくまで世間話の延長線のごとく、さりげない調子で話題を振った。
「ところで脇田さんとは……うまくいったかい?」
私は努めて穏やかに、そして笑みを絶やさず訊いたつもりだったが、それでも美香は全身を強張らせ、沈痛な面持ちで下を向いた。
「え、ええ……ごめんなさい」
眉間がぴくりとした。妻に悟られないよう、私は瞳の奥で激しく火花を散らした。
くそっ、ごめんなさい、だと? くそっ、本当にやりやがって!
面には一切出さず、いやむしろ穏和で理解のある夫を装いながら、私は心のなかで激しく妻に毒づいていた。
謝罪するってことは、はい、私は他の男に抱かれてきました、昔の恋人と久々に濃厚に絡み合ってきました、って告白してるのと一緒じゃないか!
血流が一気に股間へと雪崩れ込み、淫欲の導火線に火を点けた。
とは言え、やはり妻には一切の非はない。あるわけがない。
ビールの小瓶をテーブルの上にそっと置くと、私は妻の身体を抱き寄せ、きつく抱きしめながら彼女の耳元に囁いた。
「いいんだよ美香。君が悪いんじゃない。悪いのは僕のほうだからね」
妻はただ黙っていた。洗いたての髪から清らかなシャンプーの香りが漂い、パープル系の胸の大きく開いたエキゾチックなワンピースからは甘い女の匂いが薫ってきた。
脇田もこんな風にしてこの匂いを嗅いだんだ……。
そう思うと血流がどんどんと勢いを増していく。点火された火は、もはや誰にも消せはしない。
「うん」
ようやく妻が顔を上げてにこりとした。
私たちは、休日にはよく昼間からビールを飲むことが多かった。美香も結構いける口で、酒好きな私にまったく引けを取らなかった。
初めの内は、二人ソファーに座って他愛のない話ばかりだった。名古屋の営業活動の手法、共通の知人の近況など仕事がらみの話から始まって、名古屋の街がやれどう変わっただの、駅前に何ができただの、終いには名古屋人の性格や習慣の違いにまで話が飛んでいた。
妻が本題を避けているのは私にも充分に分かっていたし、彼女にしてみてもこれで終わるなどとは考えてもいなかっただろう。
私は、あくまで世間話の延長線のごとく、さりげない調子で話題を振った。
「ところで脇田さんとは……うまくいったかい?」
私は努めて穏やかに、そして笑みを絶やさず訊いたつもりだったが、それでも美香は全身を強張らせ、沈痛な面持ちで下を向いた。
「え、ええ……ごめんなさい」
眉間がぴくりとした。妻に悟られないよう、私は瞳の奥で激しく火花を散らした。
くそっ、ごめんなさい、だと? くそっ、本当にやりやがって!
面には一切出さず、いやむしろ穏和で理解のある夫を装いながら、私は心のなかで激しく妻に毒づいていた。
謝罪するってことは、はい、私は他の男に抱かれてきました、昔の恋人と久々に濃厚に絡み合ってきました、って告白してるのと一緒じゃないか!
血流が一気に股間へと雪崩れ込み、淫欲の導火線に火を点けた。
とは言え、やはり妻には一切の非はない。あるわけがない。
ビールの小瓶をテーブルの上にそっと置くと、私は妻の身体を抱き寄せ、きつく抱きしめながら彼女の耳元に囁いた。
「いいんだよ美香。君が悪いんじゃない。悪いのは僕のほうだからね」
妻はただ黙っていた。洗いたての髪から清らかなシャンプーの香りが漂い、パープル系の胸の大きく開いたエキゾチックなワンピースからは甘い女の匂いが薫ってきた。
脇田もこんな風にしてこの匂いを嗅いだんだ……。
そう思うと血流がどんどんと勢いを増していく。点火された火は、もはや誰にも消せはしない。