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Kiss Again
第13章 白いパーカー

 「愛美 すきだよ」
 「今のは 初めてキスしたときの分」

 「愛美 すきだ」
 「今のは シャワー浴びながら したときの分」

 「あ・ゆ・み すき」
 「今のは ベッドで抱きしめたときの分」

 「愛美 す・き」
 「今のは フレンチトースト 一緒に食べたときの分」

 「周くん・・・」

 「愛美 すきっ」
 「今のは 泣いている愛美を 抱きしめたときの分」

 「周くん あのね・・・」

 「あーーーゆーーーみーーー すーーーきーーー」
 「今のは・・・」

 「周くん あのね・・・」

 「これからは ちゃんと 口にだして言うから。 ダメ、って 
 そんな風に ダメ、って しないで」

 愛美の冷たい手が おれの顔をはさんだ。 ゆっくり 唇がふれた。

 「スキ スキ スキ スキ スキ。 これは 今の分」

 愛美が ふんわり 笑った。

 「大好き。 これは 今の 笑顔の分」

 一度言ってしまえば なんて簡単なことだったのかと思う。
 こんな簡単なことが なぜ あのとき 言えなかったのだろう。


 「周くん すき・・・」
 「ありがとう」
 「周くん だいすき」

 「意見が 一致したことだし キスしようか?」
 「うん」

 愛美は とろけるようなキスをしてくれた。


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