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Kiss Again
第13章 白いパーカー

 「何にした?」
 「邦画でいい?」

 愛美は きっと洋画の方が好みなんだろうけど おれの好みに探りを入れてる?

 「これ どう?」
 「観たことないけど」
 「主演のFさん 周くんに似てない? 言われたことないですか?」
 「時々・・・」 それで 選んだの?

 ベッドに並んで座り ひとつの缶ビールを交代で飲みながら 映画を観た。
 こんなことで なんとなく 隙間が埋まってゆくかもしれないと期待しながら。 

 ふっと 『スターダスト』のマスターの最後の流し目を思い出し 少し笑った。 映画では 笑うところではなかったらしく 愛美が 「なに?」というように見た。

 「マスター 意外だと思ったのかなぁ?」
 「なにが?」
 「愛美とおれのこと」
 「・・・ だから ヘンだった?」

 愛美が 紅くなっている。 可愛い。

 「トシクンも 気がついたみたいだし」
 「もう・・・ 行けない?」
 「なんで?」
 「周くん いやじゃあない?」
 「ない」 いやなわけ ないじゃん。

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