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Kiss Again
第1章 同級生
 いい匂いをさせて 半熟卵がのっかった焼きそばが出てきた。
 「おっ うまそうっ。マスター ありがとさんです」
 隣の愛美に
 「少し 食べる?」
 緑色の髪で ゆっくり こっちを見ると ふわっ、と笑って 首をふった。

 悲しそうで とても傷ついているのがわかる。
 焼きそばを食べながら 上目づかいにマスターを見ると マスターも同じように感じているらしかった。

 焼きそばを食べ終わるころには 愛美のグラスは空になり 当の愛美は カウンターにうっぷしていた。

 今日は木曜日で 店は空いていた。
 「どのくらい 飲んでるの?」
 マスターが
 「時間? 開店して いちばんのりだよ」
 10時をまわっているから 3時間は飲んでいることになる。
 「量だったら・・・」

 フォアロージズの瓶を上げてみせた。半分はなくなっている。
  
 今まで 愛美が ビールでも2杯以上飲むのは みたことがない。

 「あーあ」
 ここに居合わせたのが 運のつき、ということか。
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