この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
Kiss Again
第12章 再び スターダスト
 3杯目のハイボールを頼んで これを飲んだら帰ろう、と思っていたら

 「あゆ、なら こないわよっ」

 えっ・・・ だれ?

 「安部周人くん、でしょう?」

 いきなりの展開に 返事ができないでいると

 「仲村愛美を 知っているでしょう?」

 そう言われても・・・
 なんか 怒られている、みたいな感じだし。

 「わたし あゆと同じ職場の 原田莉央です」

 りお、という名前には なんか ひっかかるものが。

 「もうすぐ 武井莉央になるけど 今は 原田莉央です」

 しゃべり方が 愛美と似ている、かも。

 ”りおは 同じじゃあないよ。可愛いよ”

 確か 横浜に行ったとき 次の日に泊めてもらう友達のこと ”りお”って 言ってたかも。 愛美の方が 可愛いけど。


 「愛美の友達?」
 「そっ!」


 ねぇ マスター ただ見ているだけじゃあなく なんか助け舟 だして。
 愛美の友達 怒ってない?

 莉央、という愛美の友達は 「失礼します」と 隣のスツールに座った。

 「愛美 元気?」
 「元気じゃあない!」

 やっぱり 怒っている。

 奥の席から 「おーーーい。 主役が いなくなって どーすんだよぉ」と声が飛んでくる。

 「ちょっと 待っててくださいね」
 そう言うと 奥の席へと 戻っていった。

  待ってて、って。 なにっ?
 これを飲んだら 帰ります。


 
/121ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ