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蒼い月光
第13章 決戦!

山道に入ると
鬱蒼と生い茂る樹木が昼の陽光を遮断し、
ほの暗ささえ感じた。

傾斜がきつくなり老馬も息絶え絶えだった。

少し休ませてあげねば‥‥

そう思い老馬の歩みを止めてあげた瞬間

『これはこれは上玉の女がやってきたものだ』と、

野太い声を轟かし
草木を掻き分けて大男達が姿を現した。

「女、どこへ行く?」

「この峠を越えて隣の国へ‥‥」

「可哀想だが、隣国には行けねえな‥‥
なぜなら、お前は俺たちの
玩具になってもらわなきゃならねえんでな!」

そう言って股間をみるみるうちに膨らませ始めた。


「そんなご無体な‥‥
どうか、通させてくださいませ!‥‥
もし、ならぬと言うのなら‥」

「ダメだと言ったらどうするってんだい」

へへへと薄ら笑いを浮かべながら
腰紐を解きはじめた。

頭!おこぼれを頂戴させてくださいや

女の匂いを嗅ぎつけて手下共も
茂みから姿を現した。

中には我慢できないとばかりに
下半身を丸出しにして、
おっ勃てたへのこをシコシコさせてる下衆もいた。


「どうしても通していただけないのであれば‥‥」

「あれば?へへへ‥‥
だからどうするってんだい」

「おまえ達を皆殺しにします!」

「へ?皆殺しだとぉ~笑わせるな~!」

千代の目つきが険しくなった。
千代と朱里が入れ代わったのだった。

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