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蒼い月光
第13章 決戦!

千代(朱里)は、その場にしゃがみ込んで
足元の落ち葉を掴んで上空に撒いた。

その動作を目に見えないほどの速度で繰り返した。

養父「疾風」に教え込まれた
葉隠れの術であった。


落ち葉はみるみるうちに数を増やし、
山賊どもの視界を奪った。

朱里は大地を蹴って飛び出し、
懐に忍ばせていた短刀で三人の男の首を刺した。

落ち葉が舞い落ちた後、
気づけば手下が三人も
やられてしまっているのだから
その驚きようは半端ではなかった。

「なんだ~?また忍びの術使いか?
半年前にも夫婦の忍びを
谷底に突き落としてやったが、
お前もそうしてやる!」

朱里の体から汗が滝のように流れ落ちた。

一気に全滅させたかったのだが、
千代の体力が朱里の意志に追いつけないでいた。

長い戦いはできない・・・・

千代には前々から体力強化をさせてきたが
やはり実戦に向かうだけの体力は
身についていなかったようだった。

焦りからか、汗の噴出は半端ではなかった。

千代(朱里)は短刀を握りなおすと
一歩前に足を運んだ。

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