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離島性体験 〜M男君〜
第2章 1986年に5月に起きた悲劇
「卓郎、まだ私、答えてなかったよね?あの日から私は考えたよ。私はね、卓郎は正しかった。と思ってる。」

沈黙する卓郎に明代は話を続けた。

「卓郎、あの時のあなたをそっとしてあげられなかった。私ね、あんなことしたの卓郎だけ・・」

卓郎はただ明代の胸の中にいた。

「だって、あなたは、、もう1人で辛そうだったから。壊したくない。そう思った時に、私はあなたを抱きしめてた。」

明代は心中で想いを続けた。

(そしたらね。私は毎日、あなたの顔を見ないと気分が落ち着かない。何してるの?落ち込んでない?1人にしたくない。そう思ってたら私はあなたを好きになってた。生徒と先生。いけない関係だとわかっていても押さえられない)


「聞いてる?卓郎」

「聞いてますよ。だから両親とお別れできた」

明代の想いは卓郎に伝わってるのか?明代は不安に思っていた。


「僕は先生、好きだよ。あの日からずっと先生が好き。毎日、会いに来てくれるから好きなんだ」

「先生か?先生と明代さんはどっちが好き?」

卓郎は明代の胸に顔を押し付けてあからさまに喜んでいた。

「明代さん、明代が好きだ」

好きだ。その言葉は明代が待ってた唯一の言葉だった。

「嬉しいよ。伝わって、、卓郎、嬉しい。ありがとう」

卓郎に涙を見せたくないから明代は卓郎の頭を強く抱きしめた。

「卓郎、寝なよ」

その声に悲しみが混ざっていることに卓郎は気がつかなかった。



明代さん・・・明代・・・明代・・明代・・・明代・・明代・・




すやすやとゆっくり息をする卓郎の体に涙がつかないように体を探索する。ほくろらしいもの、骨、筋肉の凹凸。きっと可愛いって思えるおしり、明代は幸せを感じていた。




明代・・・・明代・・・・明代・・・




寝言を呪文のように唱える卓郎の声が明代の頭にインプットされて(先生)って呼んでた声が刷りかわっていった。

明代はその声を朝まで聞いてた。子守唄みたいにその声を聞きながら目を閉じていた。



(私はこれでいいの?)


明代は自分の声で決心をした。

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