この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
Kiss Again and Again
第4章 デート

 「自分から 誘うのって 初めてで・・・
 どうすればいいのか よくわからなくて・・・」

 えっ・・・
 なんて?
 「初めて」 ですか? それで こんなに余裕たっぷり、ですか?
 わたし こういうことに免疫がないもので よくわからないのですが 自分からではなく 誘われてばかりだった、という 暗に自慢話ですか?

 「色々 設定を考えてみたんだけど 仲村さんの好味が わからないから」

 設定? 
 なんか 頭の中が ぐちゃぐちゃ。
 出てきた前菜代わりのサーモンも パスタの味も わからない。 サラダとか たのんだっけ? この赤い飲み物 アルコール入りではないですか? そのせいで どきどきするのかしら。

 立花先輩は よく笑う人だ。
 話題が豊富で 先輩の笑顔につられて わたしも 沢山笑った。 楽しかった。

 会計するときに 割りカンを申し出て 少しもめてしまった。 映画代も出してもらっているし 割りカンは譲れなかった。

 「じゃあ 次はご馳走して」
 次・・・ですか?

 その言葉に怯んで 立花先輩にご馳走してもらうことになった。 それって 次、を約束したことになってしまう?
/464ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ