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マリアは里奈のセーラー服に手をかけた。
第1章 1
「うう、これは替えのパンツですぅ。スク水の上に制服を重ね着したら、うっかりパンツを忘れるかもしれないです。だから家から履いてきたんです」「貴女ねぇ……呆れた子ね」マリアはスク水を横にずらして股間に手をやった。「きゃああ」慌てて隠そうとする里奈の手首を掴まえてぐいと広げさせる。「こんなところまで毛が生えてるじゃない」マリアは里奈の女性自身に指先を当てて擦り上げた。「あっ、そこは駄目ぇ」
「変な声出さないで、替えのパンツが邪魔ね。ハサミで破いちゃいましょう。あっ、スク水はまだ切らないからね。完全スク水状態の女をもてあそぶのがわたしのフェチ道なんだから」「うう、鬼畜」チョキチョキと里奈のパンツが破かれ今度こそスク水姿になる。マリアは里奈の正面に回って全身を見回してから言った。「うん、やっぱりこっちの方が似合う。ほら、鏡を見てごらんなさい」
マリアは洗面所に置いてある大きな三面の鏡の前に里奈を連れていった。そこに映っているのは学校指定の紺色のスクール水着を着てその上に体操服にブルマー、その上にセーラー服を着た少女だ。まるで水泳部の女子部員といったいでたちだが、その顔は涙でグショグショである。マリアは里奈の後ろから耳元で囁いた。「どう? 可愛いでしょう」
「……」里奈は何も答えられない。ただ黙ってうつむいているだけだ。「さあ、次はどんな格好になろうかしら?」マリアは里奈の体をくるりと反転させて、再び鏡の方を向かせた。「やだぁ」里奈は泣きそうな声で抗議する。「まだ恥ずかしがるには早いわ。これからもっと恥ずかしいことをしてもらうんだから」
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