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マリアは里奈のセーラー服に手をかけた。
第1章 1

「もう濡れてるじゃないの」「だって……気持ちいいんだもん」マリアは指を引き抜いてそれを口に含んだ。「あんまりおいしくないわねえ」「当り前ですぅ」マリアは再び指でいじる。「もうやめてください」里奈は大声で号泣した。まるで鼓膜が破れるかと思うほどのボリュームで泣かれるとさすがにマリアの胸に刺さった。赤ちゃんがギャン泣きしているみたいだ。やはりマリアも女性である。赤子に似た鳴き声を聞くと保護欲と母性本能がわいてくる。「ちょっとやり過ぎたわ。里奈ちゃん、大丈夫?」「はい……」グスングスンと泣きながら里奈は答える。マリアはポケットティッシュを取り出し、里奈の涙と鼻水を拭いてやった。「ごめんなさい。つい調子に乗りすぎちゃって」マリアはペコリと頭を下げた。「いえ、私こそ取り乱してすいませんでした」里奈は深々と頭を下げる。「でも、どうしよう? これ。破けすぎて元に戻らないわよ」マリアはすっかり無残な姿になった体操服とブルマーを見ながら言った。「そうですね。今から買いに行く時間は無いし……」「ううん、このままで行くしかないわね」
「はい、そうしましょう」二人は同時に答えた。
「さあ、行きましょ」マリアはブルマーを穿かせると、体操服の上を着せて里奈を立ち上がらせた。「あの、スカートは?」「それは我慢するのよ」マリアは里奈の手を引いて玄関に向かった。「あ、そうだわ。せっかくだからセーラー服を着ていきなさい」マリアは靴箱から紺色のセーラーを取り出すと里奈に手渡した。「これを着るんですかあ」里奈はしぶしぶながらセーラー服を身につけた。「どう、似合うかしら? この格好だと女の子同士でデートに行ってるようね」マリアは嬉しそうに言う。確かに傍から見たら仲の良い姉妹にしか見えないだろう。「とっても可愛いですよ、マリア姉さま」里奈は笑顔で褒め称えた。「ありがとう。じゃあ、行ってらっしゃい」マリアは二人分の鞄を持って見送る。「はい、いってきます」里奈は元気よく返事をして学校へと出発した。
「はい、そうしましょう」二人は同時に答えた。
「さあ、行きましょ」マリアはブルマーを穿かせると、体操服の上を着せて里奈を立ち上がらせた。「あの、スカートは?」「それは我慢するのよ」マリアは里奈の手を引いて玄関に向かった。「あ、そうだわ。せっかくだからセーラー服を着ていきなさい」マリアは靴箱から紺色のセーラーを取り出すと里奈に手渡した。「これを着るんですかあ」里奈はしぶしぶながらセーラー服を身につけた。「どう、似合うかしら? この格好だと女の子同士でデートに行ってるようね」マリアは嬉しそうに言う。確かに傍から見たら仲の良い姉妹にしか見えないだろう。「とっても可愛いですよ、マリア姉さま」里奈は笑顔で褒め称えた。「ありがとう。じゃあ、行ってらっしゃい」マリアは二人分の鞄を持って見送る。「はい、いってきます」里奈は元気よく返事をして学校へと出発した。

